【脱炭素先行地域選定・環境省】
昨年11月に、2050 年二酸化炭素排出実質ゼロに向けて、環境省が2030 年までに先行して取り組む地域として募集する「脱炭素先行地域」に、飯田市と中部電力株式会社の共同提案が選定され
12月20日に選定証授与式が都内で開催されました
1700を超える市町村の中で、
選定されたのは46件
これは凄いことであり、事業内容も全国では珍しい内容だけに、選定に向けて作り上げられた担当課の皆さんのご努力に頭が下がります
弊社としても積極的に関わって行ければ光栄です
脱炭素先行地域とは、国が「地域脱炭素ロードマップ」及び「地球温暖化対策計画」に基づき、2030 年までに民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴う二酸化炭素排出実質ゼロを実現するとともに、そのほかの温室効果ガス排出削減についても、我が国全体の2030 年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域。環境省は、少なくとも全国で100 地域を採択する予定です。
<飯田市の提案の概要>
■対象エリア 川路地区全域及び市内全小中学校
■内容
・地域マイクログリッド構築によるレジリエンスの向上
・太陽光発電及び蓄電池の積極導入
・学校における脱炭素社会を担う人材育成 など
【アピールポイント】
・中部電力株式会社と協力して実施する既存配電網を活用した地域マイクログリッドは、大規模災害等による停電の発生時に、「メガソーラーいいだ」の電気を活用して復旧できる仕組み。川路小学校、川路保育園、川路5区公民館などの各避難施設及び周辺住宅に電力を供給することが可能。
・「2050 年いいだゼロカーボンシティ宣言」の実現に向けて、川路地区でマイクログリッド構築に合わせて再生可能エネルギーを最大限導入し、二酸化炭素排出実質ゼロの先鞭をつける。そこでノウハウを積上げ、2030 年以降に市内他地域、市外へも展開していく計画。
・国の交付金を活用して市内全小中学校に太陽光発電設備及び蓄電設備を導入して脱炭素化を図りつつ、川路地区の取組も併せて環境教育の題材にすることで、脱炭素社会を担う世代の人材育成を行う。
◆脱炭素先行地域 飯田市HP